2020/4/25
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有意義な「ステイホーム」 |
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こんにちは。きこえのパートナーイマーゴ認定補聴器技能者の杉本です。 当店では新型コロナウイルス性肺炎感染拡大防止対策として、 現在、10:00~16:00までの短縮営業とさせて頂いております。 今のところ休業日の変更はございません。(木・祝日休業) 皆様にはご不便をおかけして大変申し訳ありません。 今しばらくこの状況が続くと思われます。ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。 さて、このGWは「ゴールデン」とは残念ながらなりませんね。 テレビなどのメディアでも「お家にいましょう」と再三に渡って報道されております。 しかしながらこの2週間余りをどうやって過ごすのか… そこで、このGWを有意義に過ごす方法として『補聴器を試してみる』のは如何でしょうか。 実は初めて補聴器を検討される方に、 テスト用補聴器をレンタルして頂くのですがその際に私どもでお願いしていることがあります。 それは「まずはお家で使う」こと。 きこえが低下すると話声がきこえにくくなりますが、周囲の雑多な音(環境音といいます)も 実はきこえていないものが多いのです。 補聴器を使い始めると会話の聞き取りよりも気になるのがこの環境音・周囲の雑多な音です。 家の中には思っているよりもたくさんの音が存在しています。 朝起きた時の小鳥のなく声、お食事の際の食器のぶつかる音、新聞などの紙をめくる音、 スリッパをはいて廊下を歩く足音、ドアを閉める音、スーパーのレジ袋の擦れる音… 上げればきりがないほどあるのです。 そういったお家の中の音を補聴器を通じてもう一度きいて「思い出して」頂く作業を レンタル中にして頂きたいのです。 補聴器をつけて数日~1週間程度はお家の中の様々な音がきこえてきて 正直「ちょっと大変…」と感じていたものが、それでもしっかり1日8時間以上装用されていくと 2週間目には「最初よりあまり気にならなくなった」となっていきます。 そのあたりから徐々に外出先でも使えるようになります。 お外はお家に比べると本当に多種多様な音が溢れています。 それこそ「うるさい」くらいに。 お家の中で使っていて特に問題がなければ外出先でも補聴器を使うことが出来ると思います。 ずっとお家にいなければ…「○○せねばならない」と考えると気持ちが重く暗くなりがちです。 それならば「補聴器をつけるとどんな風に生活が変わるのか」を実験する、 トライする期間と考えると少し違って感じられるかもしれません。 この期間を経て改めて「補聴器を生活に取り入れる」か「なくてもよい」かをお考えになると 良いのでは、と思います。 皆様が有意義に「ステイホーム」できますようにお手伝いできればうれしく思います。 |
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